中村敏也 ブログ コラム 保育 療育 児童発達支援

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中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.12

参考:メルマガバックナンバー 2021.2.25 配信

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.12 地域社会を変える保育園への道7

 


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.12 地域社会を変える保育園への道7

「療育施設の中だけで笑顔じゃだめじゃん!」 編です

こんにちは。
株式会社SHUHARI 中村敏也です。

前回は、保育型の療育支援のお話でした。
保護者がほっとできることで笑顔になり、保護者が笑顔になるから
子どもたちも笑顔になる好循環を実感した中村青年でした。

立ち上げ当初は保育士中心で立ち上げた児童発達支援事業でした。
しかし、療育の質を向上させるには、
療育経験がしっかりある保育士、
児童への支援が豊富なセラピスト(作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士など)
が欠かせません。
そこで、そういった先生方に入職いただき、質の向上をしていきました。

療育の世界に触れると、保育の世界とはちょっと違う景色が見えていきます。

「保育」というのは、未来へ向けての支援というイメージ。
この子は、あんなことできるようになってほしいな。
何々に興味を持つかな?
年長の時には、きっとこう言うことするから、今から環境整えていこうかな?
というような未来を見据えての支援だと思います。

では「療育」は何か。
今その子の状況をしっかりと観察し、
何が好きで、嫌いで、できて、できなくて、得意で、苦手で
と言うところをしっかり評価します。

その上で、
その子にとって今、どんなことができるようになることが大事なのかを目標に掲げ、
そのためにできる具体的な支援を考えていくというのが療育です。

また発達に課題がある児童と、定型発達の子どもたちの発達の違いは、
バケツに例えるとわかりやすいです。

定型発達の子どもたちは、愛情や声がけ、経験を注いでいくと、
時間とともに水が貯まるように発達していきます。
もし、何かが欠けたとしても時間とともに発達するでしょう。

しかしながら発達に課題がある子どもたちは、
バケツにいくつも穴が空いているような状態です。
穴があいたまま、水(愛情、声がけ、経験など)を注いだとしても、
穴から水が漏れてしまい溜まっていきません。
その穴をふさぐのが療育です。
それぞれの穴(課題)を明確にし、そこに栓(具体的な手立て)をすることで、発達を促していきます。

このような違いがあることは、
普通に保育をしていたり、療育だけをしていたとしたら気づきにくいでしょう。

保育所と児童発達支援事業所を運営しているからこそ、
同じ発達の支援でも、役割の違いが明確に感じられていると思います。

さて、療育の質が上がるとともに、
子どもたちの成長もはっきりと感じることができた頃、
発達が整ってきはじめた子どもたちは次のステップに行ってほしい
と思うようになりました。

保育園や、幼稚園へ通うこと。
支援学校ではなく、支援級。
支援級ではなく普通級へ。

そんなふうに保護者の背中を押し始めました。

もちろん、発達が整いはじめ、身辺自立ができており、
給食も一人で食べられたり、席に座って作業に取り組めたり、
先生の指示を理解して行動にうつせたり、
しっかりとヘルプ要求ができたりとする子どもたちにです。

自信を持って送り出したのですが、実際の現場でどうなったかというと…

給食を食べられていた子が食べられなくなったり、
先生の指示を理解して行動にうつせていた子が走り回ったり、
とても落ち着いて行動できて困った時はちゃんとヘルプ要求できていた子が、
手を出して他害をしてしまったということが頻発しました。

どうしてだー!
と泣きたい気持ちになりましたが、
よくよく考えて見ると当たり前だと思いました。

療施設ではわかりやすい構造化ができており、
子どもたちが落ち着き、さらに次に何をするのかわかりやすい掲示があったり、
一人ひとりにとってわかりやすい言葉がけができました。

しかし実際の保育園や幼稚園で同じことをすることは難しい。

一人担任で20人30人の子どもたちがいるクラスで、
発達に課題のある児童にだけ手をかけることは難しい。
加配の先生をつけて対応しようとしても、療育の専門的な知識は持っていないので、
ただそばにいてあげたり、
もしくはやってはいけないことを禁止させることばかりして、
隔離してしまったりしていました。

そこで感じたのは、
療育施設の中だけでの笑顔ではダメだなと、
実際の現場で子どもたちが笑顔にならなければいけない
という思いになりました。

そこで、また新しい事業所を立ち上げました。
保育所等訪問支援と個別療育をする「元気キッズ PSC 」という事業所です。

この施設を利用する子どもたちは、幼稚園や保育園に通ってる子たちがメイン。
PSCでは小集団や個別指導の療育を受けます。

そしてここで療育を受けている子どもたちが、
実際に通園している保育園や幼稚園に療育の指導員が出向き、
その場で療育と学級運営のお手伝いをする事業所です。

当時、「保育所等訪問支援事業」なんて言葉はあまり知られていなかったので、
このような施設が受け入れるまでに時間がかかるだろうなと思っていました。
しかし、開所して3ヶ月で定員一杯になってしまい、
その後も何十人もお待ちいただくような状況が続きました 。

現場で困っている子どもたちがたくさんいるということを痛感しました。

さて、現場で困ってる児童はたくさんいることがわかりましたが、
この先にさらに大きな課題がありました。

それは、実際の幼稚園や保育園、小学校が、
この「保育所等訪問支援」の枠組みをあまりよく知らないという現実です。

利用したいご家庭がたくさんあるのに、私たちの振る舞い一つで、
ご家庭と保育園、幼稚園、小学校との関係が悪くなる可能性だってありました。

そのため、丁寧に丁寧に、順番を間違わないように、
自治体や教育団体にしっかりと根回しをしてから、現場に挨拶をしに行き、
誤解がないように進めました。

そのおかげで大きなトラブルもなく、スムーズに地域に浸透させて行くことができました。

児童発達支援をしていると、
子どもの思い、保護者の思い、地域との連携を非常に強く意識させられます。
そして、まだまだ足りない社会資源を、自分たちで作っていかなければならない
と強く思うようになりました。

次回は、
「まだまだ足りない社会資源! 医療モデルと社会モデルでみんなに笑顔を」編です。

 

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中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.11

参考:メルマガバックナンバー 2021.1.21 配信

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.11 地域社会を変える保育園への道6

 


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密


こんにちは。
株式会社SHUHARI 中村敏也です。

随分と日にちが空いてしまいましたが、久々のメルマガ配信です。

「発達支援を考えたきっかけ編」をお話させていただきます。

子どもたちが最高の笑顔になる場所を増やして行くぞーと、
気合たっぷりに施設数を増やしていった中村青年ですが、
施設が増えるごとにあるモヤモヤが増えていきました。

それは、発達に課題がある子どもに出会う数が増えていっていること。

厚労省によると、人口の6.8%に障害を抱えているというデータがあります。
素直に数字を児童に合わせていくと、20人のクラスに1人は、何かしらの障害を抱えている計算になります。
実際の現場では、その数以上に発達に課題感がある子どもたちに出会うという印象があります。
10人に1人程度の実感です。

本来ではあれば、発達に課題がある子どもも保育園で、定形発達の子ども達とともに育つことが大切です。
しかしながら、当時の私たちの本音はというと…

あ、きてしまった。。。

という気持ちにどうしてもなってしまっていたのです。

なぜかというと、
どうして、話を聞いてくれないの?
どうしてみんなと一緒に保育に参加してくれないの?
どうして会話をしてくれないの?
どうして座っていてくれないの?

と、どうしていいか分からないので、とっっっっっっっっても不安でした。

いっぱいいっぱいになった保育園は次にどうするかというと、
こう言ってしまうのです。

「保育園では支援できないから、療育に通ってください!」

と。。。

受容していないご家庭にそんなことを伝えたらどうなるか。

「そんなことない!」と怒られたり、
「うちの子を障害児呼ばわりするな!」と怒られたり、
「ひどい・・・」と怒られたり、、、

色々と怒られます。

怒るということは・・・、つまりは、保護者を思いっきり傷つけてしまっていました。

そんなことを何度も繰り返すうちに、子ども達を笑顔にしたいのに、できない
というモヤモヤというが溜まりに溜まり、
「どげんかせんといかんとです!っ」という想いが湧いてきました。

そして、同じ想いを抱えた職員とともに構想を練り、
平成27年1月にお預かり型の療育施設、児童発達支援元気キッズを立ち上げました。

今、思い返すと、
立ち上げの相談に市役所へ行った時には「本当にできるの?」という冷たい目線や、周りからも「またなんか始めたよ」なんて陰で言われたりしていたようですが、全く気になりませんでした。
「この施設ができればきっと何かが変わる」と確信みたいなものがなぜかあったのです。

周りの冷ややかな目線を受けながらの開所でしたが、
平成26年12月にチラシとホームページへのPPC広告のみでの告知活動をしたところ、大きな大きな反響がありました。

平成27年1月の時点で、1日の定員10名のところ6名程度の稼働が望める状況になり、平成27年4月からは待機児童が出る状況になりました。

経営的にも新しい事業が生まれたことにより基盤ができたということもありますが、もっと良いことの発見があったのです。
この施設を立ち上げて大きく変わったことが2つあります。

●1つは、私たちの気持ちの面。

以前は、課題感のある児童への支援が難しく、
子どもが来るたびに、どうしよう。。。と不安になっていたのですが、
児童発達支援ができたことで「どうぞ来て来て?」と言えるようになったのです!

もう雲泥の差です。
やっと、ちゃんと子どもに向き合える場所ができたことは大きな変化でした。

●そして、もう1つは、保護者。

どこへも行く場所がなかった子どもたちに、毎日通える場所ができたこと。

保育園ではなくて、療育施設なので、「就労要件」はないため、
子どもを預けている間、保護者は何していても良いのです。。
家事をしても、買い物をしても、お友達とランチ会をしても、寝てても良いのです。

課題感を抱えた子どもの保護者は24時間、我が子のことを考え、悩み、
うまくいかない子育てに苛立ち、そして、私の子育てが間違っていたのかな?
と自分を責め立てたりすることもあるでしょう。
きっと心が休まる時ってないのではないかなと思います。

そんな時に、療育の場所が、保育機能を持って、預かりながら療育をすることで、
保護者の相談にも乗りながら、保護者は少し、心と体を休める時間が取れるのです。

子どもの発達にとって大切なことは、
「安心、安全」の保証です。

保育でいうと、養護。
子どもはまず、「ここにいていいんだ。安全なんだ。認めてくれる」という環境があって初めて冒険に出ることができます。

安心安全の基地があることが、自発的な行動を誘発します。
それこそが発達にとって、とても大切なことです。

ただ、発達の基本はどこかというと、やはりご家庭です。

家庭が安心安全の基地になるためには、まず生活が安定しないと難しい。
そこで、保育型の児童発達支援が、保護者のレスパイト(一時休止・休息)になり、肩の力が少し抜けて、笑顔が出てくる。
それは、子どもにとって安心安全な場所になるのです。

このように保護者の顔にも笑顔を見られるようなったのが、大きな大きな変化でした。

12月のチラシを撒いた時に、そのチラシを持って面談にきた保護者から
「ポストにこのチラシが入っていたの見て、サンタさんからのクリスマスプレゼントだと思いました」
と言ってくれたのが忘れられません。
きっと藁にも縋りたい思いだったのでしょう。

本当にこの事業を立ち上げてよかったと思いました。
あの時、決断して本当によかったと思います。

次回は、「療育施設の中だけで笑顔じゃだめじゃん! 編です」

【お知らせ】
時代の流れにのって、元気キッズでYouTubeチャンネルを開設しました。
https://www.youtube.com/channel/UCsFNS2fUxCBLQXAeGKc4sXg

基本的に保護者向けに作成をしていきますが、
いまこのタイミングで情報の発信の手段を持つことがとても大切だと思います。
手探りかつ手作りでやっていきますが、
保育園経営や幼児教育にとって何かのヒントになる情報を発信して参りますので、
ぜひチャンネルの登録をお願いします。

 

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株式会社SHUHARI
保育園元気キッズ 代表 中村敏也

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中村敏也メルマガ

メルマガ 中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.10

参考:メルマガバックナンバー 2020.10.01 配信

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.10 地域社会を変える保育園への道5

 


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密


こんにちは。
株式会社SHUHARI 中村敏也です。

前回はかなり勢いよく多店舗運営を始め、勢いづいていた中村青年。
しかし今回は、そういう時にこそ大きな穴があるという、
「経営ってやっぱり人だよ! 理念だよ!」ってお話です。

3施設まで順調に開所を進めていましたが、

実は心のうちに、多くのモヤモヤがありました。

・なんだか雰囲気がよくない
・職員の離職が多い
・3つの施設の仲がよくない!
・代表の僕がいつも先生たちにお伺いを立てている
・自分の立ち上げた施設なのに、自分がやりたいことができない。
・子どもたちが笑顔ではない。。。

このようなモヤモヤが日々募っていきました。

では、どうしてこのようなことになってしまったのでしょうか?
今ならはっきりとその原因が分かります。

当時の私は、次のような振る舞いをしていました。

1園目、
一生懸命保育に没頭

2園目、
2園目にかかりっきりで、1園目は主任にまかせ半ば放置
そして、1園目から不満の声。
2園目の施設長は外部からなので、1園目と2園目とは文化の共有がない。
お互いが歩み寄らない。

3園目、
人材が育っていないため、自分自身が施設長になり指示。
保育に自信がないために、職員の言われるがままに自由に保育をさせる。

このころになると、各園ごとに好き勝手に保育をするようになり、
それぞれの園で全く違う保育が行われていました。

このままでは収拾がつかないと焦った中村青年は、
当時、一番意見を言って責任感もある人材を引き上げ、全てをまかせて保育内容の統一化を目指していきました。

ガツガツと保育を仕切っていく姿に頼もしさを感じ、
素敵な保育園にしてくださいねと、全ての権限を渡して現場から遠ざかる中村青年。

ふぅ、これで一安心だー!!

……なーんてことにはならなかったのです。

保育内容は統一されつつあるし、服務規定も整ってきて、なんとなく組織っぽくなってきてはいるが、なぜか離職が続出。
保育中に怠慢な態度を見せる職員が続出!!

権力を手にした一人の職員によって、その人に絶対に逆らってはいけない雰囲気ができあがり、
私よりもその職員の意見次第で保育方針が決まっていく異常な状態になってしまいました。

ある日、保育現場を覗くと、
子どもたちが先生の指示通りにきちんと整列し、起立し、挨拶をしていました。
そして、指示にしたがってじっと座っている姿にゾッと寒気さえしたのです。

なぜなら、子どもらしさがどこにも感じられなかったからです。

子どもたちの最高の笑顔が溢れる保育園を目指していたのに、これでは全く真逆な世界ではないかと…

そんなある日、
開園当初から通っていただいたある保護者に言われたひと言で、
目が覚める思いをしました。

「園長先生が創業した園なんだから、先生がやりたい保育をしてください。応援しています」

それはそれはとても優しい口調でした。。

そのころの自分は、毎日悲壮感に溢れ、目も耳も塞ぎ、全く覇気がなかったのだと思います。
そんな姿に、見かねて、声をかけてくれたのだと思います。

保育に自信がないからと、大切な保育方針まで他人まかせの保育をしていた
自分に対して、急に恥ずかしくなりました。

なんと無責任だったんだと。

その日を境に、
保育のことを、幼児教育のこと、赤ちゃんのこと、発達のことを
もっともっと学ばねいけないと、貪るように本を読み込み、
保育や発達のこと、障害のことについての知識を吸収していきました。

またあの分厚い「保育所運営ハンドブック」を全て読み込み、
行政に対してもしっかりとした知識の元、対応できるようにしていきました。

そして、知識、理論を手に入れた中村青年は、
保育現場でも自信を持ってふるまうようになりました。

職員会議では自分で紡いだ言葉で話をし、それが理念となっていき、
職員に伝えていくうちに、少しづつですが
「園長先生についていきます」と言う職員が増えていきました。

その頃から、
4つの約束「挨拶、礼節、話を聞く耳を持つ、自分の意見を言う勇気を持つ」
を伝えはじめました。

分かりやすいルールができると、このルールに共感した先生たちが集まり出したのです。
誰もが意見を言い、お互いを認めあう文化が育ちはじめました。

ようやく長かったトンネルを抜け、変化の兆しが見えてきたのです。

意見が言いやすい空気が流れることによって、
今まで我が物顔で幅を効かせていた職員グループがどんどんやめていき、
反対に心根の優しい、本当に子ども達のための保育をしたいと思う職員が集まってきたのです。

そして、今の元気キッズを支えてくれている職員が揃っていきました。
それはまるで漫画のワンピースのように、一人づつ個性的な仲間が集まる旅のよう。

今思えば、創業から多店舗展開をする中で、超えなければいけない壁だったのだと思います。
もし、ここを乗り越えなかったら、
離職率が高止まりした、保育の質を追求していない、ただ営利目的に保育所を運営している施設に成り下がってしまっているところでした。

話は変わりますが、
保育運営の相談を受ける時に、
「どうしたら離職が少ない、風通しの良い組織ができるのですか?どうやってこの文化ができたのですか?」
と質問をいただくことが少なくありません。

私は、
「文化は移植できません。自分たちなりの文化をつくっていかなければならないです」
と伝えています。

自分がやりたいことをしっかりと言葉で表現して、伝えていけば、自分が理想とする文化ができると。

保育の土台がやっと固まった中村青年。
次はもっと深い支援を模索するのでした。

次回は、「発達支援を考えたきっかけ編」をお届けします。

 

***セミナー結果報告***

先日9月23日に開催した「自園の保育の強みを見いだし、発見するワークショップ」
10数名の先生方にご参加いただきました。
貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。

アンケートでは、ほぼ全ての方に、
知り合いにすすめたいと言ってていただけ、大変励みになりました。

「中村さんのお話が、分かりやすかった。自園でこれからやっていきたいこと、やりたくないことを確認する機会がもらえた。いろいろな方のお話を聞けた」

「自園の強みを知るきっかけになった事と、現在やらないといけない事が知れました。すべて解決できたわけではないですが、考えるきっかけになったと思います。それを他の園でも、きっかけになるかと思いますので、お勧めしたいと思いました」

「様々な経験をされ、前向きに頑張っておられる中村先生のお話を聞くことで、私自身、勇気をいただきましたし、これからどのように今を乗り越えていけばよいのか、ヒントをいただけました」

「保育の知識・技術に関する研修は多いが、経営者目線からのセミナーはとても貴重だと考えます」

「考える機会になり良かったです」

「自園の強みについて再度確認し、気づきがありました。もっと多くの園の方と意見交換ができたらいいと思いました」

「もっと深いところまで話を聞きたくなりました」

など、たくさんのご意見をいただけました。

今後もこの様な小規模でのセミナーを開催していきますので、
またご参加いただければと思います。本当にありがとうございました。

 

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保育園元気キッズ 代表 中村敏也

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メルマガ 中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.9

参考:メルマガバックナンバー 2020.09.16 配信

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.9 地域社会を変える保育園への道4

 


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密


地域社会を変える保育園への道4
多店舗展開する時の心構え編

こんにちは。
株式会社SHUHARI 中村敏也です。

地域社会を変える保育園への道その4
前回、開所の落ち込みからV字回復を果たした中村青年。
次の一歩として、2施設目を早期に立ち上げたいと考えていました。

実は創業前から、保育園経営、特に雇用の環境を整えるためには、
経営基盤を安定させねばならないと、早期に3施設までやると決めていました。
認可保育所と比べたら家庭保育室1施設だけでは収益力が雲泥の差のため、
まずは3施設までは増やそうと考えていたのです。

● 3年で3施設開所の目標

よく自己啓発本などでは「やるべきことリスト」を作り、
それに向かって努力をつづけると不思議なことが起きるもの
と書かれていたりします。

とても怪しい感じですよね。
思えば叶うって。

私もそんなことがあるのかな? でもそうであって欲しいなと思い、
創業計画のA4の紙にやりたいことをマインドマップで全て書き出してみました。

すると…

本当に不思議なことが起ききたのです。
しかも1つや2つでないのがすごいところ。

 

■ 2施設目の開所

1施設目が軌道にのり、園児も定員いっぱいになり、良い波にのれて勢いのある時のことです。

そろそろ職員を増やそうと求人情報を出した際、面接にきてくれた人が、
驚くべき相談を持ちかけてきたのです。

「今勤めている保育所が閉所するので、助けてくれませんか?」と。

「そんな話あるの?」と半信半疑で話を聞きにいくと、
商業施設内の保育所で、思ったより人が集まらないので撤退したいとのことでした。

職員も施設も全て引き渡すのでやって欲しいという提案が、舞いこんできたのです!

お話をいただいたこの施設は、立地がとても悪かったのですが、
マーケティングの力を信じていた中村青年は、
保育の仕組みはしっかりあるから事業継続はできると判断し、
すぐに請け負うことを決めました。

ほとんどお金をかけずに、人も、施設も、他園のノウハウまで取得することができたのです。
本当にびっくりすることが起きるものです。

2施設目となるこの保育所は積極的な告知活動をして、
すぐに単月度での黒字化に成功しました!!

しかし、やはりこの施設はとても立地が悪く、広告の努力がとても必要な場所でした。
1年が終わるころに「なかなかきついな」と思っていたところ、
駅前にまるで保育園のために建てられたのではないかという煉瓦造りの可愛い建物が貸し出しになっていたのです。

すぐに不動産屋に連絡を入れると、ちょうど今日開示したばかりの物件だと!
なんという幸運!

そして、もっと奇跡が。

なんとこの物件のオーナーが、母方の親戚筋の方だったのです!!
とっても優しい大家さんで、信頼していただき、話はとんとん拍子に進みました。

これはおばあちゃんのお導きなのかかもしれないと、純朴な中村青年は即決で契約。
無事移転できました。

駅近でとても可愛らしいテナントの保育施設は、すぐに軌道にのり、今でも安定した運営をしております。

 

■ 3施設目の開所

そんなドタバタした2年目が終わる頃、
今度は自治体から「このエリアで保育園を運営してほしい」という依頼がありました。

フットワークが軽いことが唯一の武器の中村青年は、早速、物件調査。

なかなか良い物件がでないエリアなのですが、こちらもスムーズに物件を見つけ契約。
職員もすぐに集まり、3年目で3施設目の開所ができました。

 

3つ目の施設を開所したあと、見直した創業当初のマインドマップメモには、
3年で3施設の開所という目標がかき入れてあったのでした…

今、振り返ってもたくさんの人からの助けがあり、幸運に恵まれた3年間でした。

快進撃を続ける中村青年ですが、
実は少し前から気づいていたけど、目をつぶっていた問題が、
その頃から、大きく大きくのしかかってきたのでした…

 

次回は、「経営ってやっぱり人だよ! 理念だよ!」ってお話です。

 

 

【再掲】
いよいよ来週、中村敏也の保育園経営セミナーを開催します!

大きな時代の変化の中、保育業界においても、漠然とした不安があると思います。
ゼロから保育所を立ち上げて、地域でダントツに必要とされる保育所、児童発達支援事業所、
さらには様々な福祉サービスを作ってきた中村とともに、これからの保育のことを考えてみませんか?
当日は、自園の強みを発見するワークも行いますよ。

◎9/23(水)オンライン無料セミナー
「自園の保育の強みを見出し、発見するワークショップ」セミナー

開催日:2020年 9月 23日 (水)、13:00~15:00

開催地:オンラインzoom(お申し込みの方にメールでお知らせいたします)

参加費:無料

定員:20名程度(残席わずか)

タイムテーブル:
13:00~13:45 第一部「これから求められる保育所像」
13:45~14:15 第二部「強みを発見するワーク」
14:15~15:00 質疑応答

◎申込期限:9月19日土曜日20時まで
残席わずかです。
少しでも興味がありましたらぜひご参加ください。

参加希望の方はこちらをクリック↓
【※注】オンラインセミナーは終了しております。
メルマガ読者の皆様には8/27に号外でセミナー案内をお送りいたしました。

 

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中村敏也メルマガ

メルマガ 中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.8

参考:メルマガバックナンバー 2020.08.20 配信

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.8 地域社会を変える保育園への道3

 


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密


地域社会を変える保育園への道3
まさかの入所児童1名!!から3ヶ月で黒字化した方法

こんにちは。
株式会社SHUHARI 中村敏也です。

地域社会を変える保育園への道その3です。
前回は、開所までの奮闘記をお伝えしました。

今回は、「世の中そんなに甘くない編」です。

開園イベントに多くの方にお越しいただき、心の中でガッツポーズをしていた中村青年。

定員23名の保育所に、63名のイベント参加者。
これはどう考えたって、すぐに定員の半分くらいは埋まるんじゃない?
なんてほくそ笑んでいたのでした。

しかし、イベント終了後、アンケートを集計していくと、
驚きの事実がわかってきたのです。

肝心の、
即入園希望の欄への YES の丸が見つからない。

63枚のアンケートをくまなく読んでも、入園希望がない。

ゼロ、零、、、、。。。。

10度見くらい見返しましたが、すぐの入園希望者がありませんでした。

イベント最中のほくそ笑んでいた笑顔が、どんどん無表情になっていったのです。
いや、青ざめていったのでした。

結局開所日までに、入園が確定していたのは、保険屋さんから紹介を受けた1児童のみという結果に・・・・・・。

何が間違っていたのだ?
63名中、1名の入園なんて、少なすぎる!!
これからどうすればいいんだ!
開所までの同じ労力を22回しなきゃならないの?
そんな悠長なことをしていてはお金がすぐに枯渇する!!

恐怖と絶望感で頭の中が真っ白になりました。
あのほくそ笑んでいた自分に腹が立つ。情けない・・・。

しかし、ここで心が折れる中村青年ではなかったのでした。

自分ができることはすべてやってやろうじゃないか! と心を奮い立たせ、
自分にあるのは「若さ」と「マーケティングの知識」のみと再度自覚。

しっかり振り返って対策を練ろうと、まずは状況の分析をした結果、
敗因がいくつか見えてきました。

 

1つ目は、誇大広告

「楽しい幼児教育の保育園」というテーマをイベントで押していたのにも関わらず、リトミックと製作を少しやる程度のイベント内容。
期待値を煽りすぎたため、信頼獲得にいたらなかった。

 

2つ目は、時期

9月の開所のタイミングで、すぐに入りたいという方が少なく、
やはり4月などの節目の方が保育園を探している方が多いということ。
これはわかっていましたが、やっぱりそうかという。
希望的観測は通用しないと身をもって知りました。

 

3つ目は、アプローチ不足

イベント前に集まったリストへのアプローチが告知案内のみの1回のみで、全くの手付かずで放置してました。
もっと活用せねばならないと反省。

 

ここからはマーケティングの力をフルに活用していきました。
お金がないために、大きなプロモーションが打てない。
リストをしっかり活用するしかありませんでした。

そこで、来ていただいたご家庭に向けて、
イベントから3日後に届くように、お礼のお手紙を
1週間後に、当日の写真を加工し、親子が写っている絵葉書を作成して送付。
そして、3週間後に、イベントの告知とともに、入園金無料、一時保育登録料、2時間無料券を発送。

他に若さを活用した公園などでの声かけ、イベント案内チラシのポスティングを実行しました。

すると、徐々に利用希望者が集まってきて

月極め保育での児童が
1ヶ月後には7名
2ヶ月後には9名
3ヶ月目にいは11名と、採算ラインの10名を超えることができたのです。

また一時保育の利用者も増えて、開所から3ヶ月でキャッシュフローの黒字化を達成しました。

開所してからの3ヶ月間は、本当にお金がなくなる恐怖で、毎日必死でした。
もし園児が増えなければ、借金だけが残り、また会社勤めだなと・・・。
2ヶ月目に入ったときには、夢に出てきたおばあちゃんに励まされながら、
どうにか歯を食いしばり、職員と力を合わせて乗り切ることができました。

今の保育所事情では考えられないくらい、大変な時期でした。

今思えば、そんなに心配しなくたって大丈夫だったのにって思えますし、
まだまだぜんぜん努力が足りないよ、中村青年って思いますが、
当時は、悲壮感の塊で、本当にちっちゃい人間だったと思います・・・。
自分なりに大きな波を乗り切った中村青年は、次は多店舗展開へ突き進むのでした。

 

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中村敏也の保育経営オンラインセミナーのお知らせ

来月23日、オンラインにて保育経営セミナーを開催いたします。

テーマは、
「待機児童問題がひと段落した今、地域で選ばれる保育園になろう」

待機児童問題がひと段落した今、都内でも認可保育園に空きが出てきました。
これからの時代は、保護者、保育士から選ばれる保育園にならなければ、
安定した園運営ができなくなります。
そんな不安を少しでも解消できるような各園のロードマップを作る
ヒントをお伝えいたします。

 

■中村敏也の保育経営オンラインセミナー
「待機児童問題がひと段落した今、地域で選ばれる保育園になって安定運営を実現しよう」

日時:令和2年9月23日(水)13:00~14:00
場所:オンライン zoom(お申し込みいただいた方にご連絡させていただきます)
参加費:無料
定員:20名程度
申込方法は来週のメルマガでご連絡いたします。

ご興味がある方がいらっしゃいましたらぜひ参加をご検討ください。
【※注】オンラインセミナーは終了しております。

 

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保育園元気キッズ 代表 中村敏也

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中村 敏也

Nakamura Toshiya
埼玉県内に、保育園、児童発達支援施設、保育所等訪問支援事業所、病児保育室、放課後児童クラブ、相談支援事業所を運営。子どもが笑顔で過ごせる保育園にするためには、職員が楽しめる職場であることが重要。職員が意見を言いやすい職場の雰囲気作りや福利厚生面など、働きやすさも重視した環境作りに力をいれている。
株式会社SHUHARI代表取締役
株式会社sopo代表取締役
新座市子ども子育て会議委員
中村敏也