「あたらしい保育イニシアチブ2024」
大変多くの保育関係の皆さんが東大に集い、子どものたちの今と未来を考える保育の祭典が、無事に終わりました。
保育業界には大きな団体がいくつかあるのですが、いろんな壁をぶっ壊してみんなで集い、みんなで盛り上がりました。
今年は実行委員とセッションリーダーを務めさせて頂き、
「ふつうって何?」というテーマで、
埼玉が誇る子ども村を運営する柿沼学園の柿沼理事長、
日本を代表するアーティストであり、武蔵野美術大学の教授である高橋理子さん
をお呼びし、熱いセッションを繰り広げました。
普通とは程遠い方達に、「ふつう」を話してもらう
なんとも難しいファシリテーション。
笑いあり、本音が飛び出す場面があり、とても有意義な場所になりました。
高橋さんから、
『普通は私の隠れ蓑』という言葉。
義務教育時代、いかに自分が目立たないようにしていたか。目立つと叩かれるし、いいことないと思ってたと。
いやいや、僕としてはそれでも溢れんばかりの才能を見せつられてきたけどと思ったけど(笑
(高橋さんとは小学校からの友人なのです)
柿沼さんから、
『人として当たり前のことをする大切さ、ふつうってそれぞれに違うんだから、認め合うこともそっとしとくことも必要。困っていればただ手を差し伸べればよい。
それってふつうだよね』と。
私からは
『定員割れするから児童発達支援をするわけじゃない。そこに手を差し伸べなければならない必然があり、たまたま児童発達支援が必要ならばやるべき。
目的と手段を間違えないことが大事。』
このセッションの目標は、
聞き手の皆さんに考える余地を渡すこと、なんかモヤモヤするけど、ふとした時に思い出して考えてみることができる情報とかきっかけを作りたいと思っていました。
聞いてくれた方、何人かから『改めて振り返って考えてみたい』という言葉を頂けよかったです。
おかげ様で、満員、立ち見、入場制限が出るほどのセッションになりました。
お二人の魅力のおかげです!
会場の皆さまのおかげです!
あー!楽しかったー!!
株式会社SHUHARI
元気キッズ 代表 中村敏也