中村敏也 ブログ コラム 保育 療育 児童発達支援

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.21

参考:メルマガバックナンバー 2021.12.23 配信

中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.21 「リーダーだってみんな違ってみんないい」

 


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密


中村敏也の元気キッズ保育園の秘密 vol.21
リーダーだってみんな違ってみんないい
「やさしさ」という武器

今年は、本を出版させていただいた関係で、新しい繋がりがうまれ、
元気キッズへの施設訪問や、
ありがたいことに
個別の経営相談などの依頼をいただく機会も増えました。

そこで、よく、
このような言葉をいただきます。

「元気キッズの職員はやさしい」
「施設、室内の雰囲気がやさしい、あたたかい」
「代表の中村の人当たりが穏やか」

元気キッズには「やさしい」がたくさんありますね。
という意味合いの言葉たちです。

元気キッズのカラー(個性)が「やさしい」雰囲気なのでしょう。
園のカラーは、代表のカラーでもあるので、
このような評価はとっても嬉しいです。

 
では、この「やさしい」で、
地域の中でリーダーシップを発揮し、存在感を示す施設になることは可能なのでしょうか?

 
リーダーシップを発揮するチームやリーダーには、
周りを巻き込んでいくくらい強烈な個性、
猛烈な社員グループ、
世界を振り回すくらいの大きなエネルギーを持った人、
歯を食いしばって、苦難に耐え忍び、修行僧のように日々精進!
・・・のような事が必要なのではないか?

リーダーという言葉のイメージから、そんな風に考える方も少なくないかもしれませんが、
私、中村は、そういうタイプの人間ではありません。

 
少し、中村についての話をしたいと思います。

小学生時代の話になりますが、
生徒会に立候補(他薦による立候補です)、選挙演説をしなくてはならなくなったのですが、人前で話すことが苦手すぎて、悩みに悩んだ挙句、当日に熱を出す始末。
結局、友人が私の代わりに演説をしてくれて、当選するという、全くもって不甲斐ない人物でした。

中学時代もサッカー部のマネージャーという立場で常に裏方のポジション。
その後も、一番目のリーダー的なことは避け続け、常になんとなく二番目や、もしくは裏方で立ち回るタイプの人間でした。

今でも基本的には、前に出ることは苦手です。

 
その反面、
人が嫌がることはしないとか、
誰とでも平等に、適度な距離感を持って、偏見を持たずに接することができたので、
ほとんど敵対されることがなく、穏やかな人間関係を育むことができました。
 

常に人に対して平等で、誠実であり続けることが、私にとって心地がいいので、そうしていたのですが、そうすると学生のころは「いいい人」だねという評価はもらえたのですが、それ以上の圧倒的に中心的な人物、いわゆるヒーローにはなれないタイプでした。
 

それでも現在は300人近くの方を雇用し、
代表として引っ張っていく立場になっています。

 
決して力強く引っ張ってくわけではないのにできているのです。

 
つまり、
ヒーローのようなとてもユニークかつ、猛烈に人をどんどん巻き込んで引っ張っていくようなリーダーだけが正解ではないのです。
 

リーダーになる人は、それぞれにカリスマ(人を引き付ける魅力)があると思います。
先に例であげたヒーローのような力強いカリスマがいれば、
アーティストのような繊細だけれども感性が豊かなカリスマ、
曲がったことは嫌いで常に真っ直ぐ、質実剛健のカリスマなど。

私は、「いい人」を極めていく、誠実性、やさしさのカリスマなのかなと思っています。
そして、この「やさしさ」を武器に、保育・療育で地域で一目置かれる施設になれています。

 
誰と比べることなく、
自分の特性や性格をしっかり見つめて、
自分の中にあるカリスマを見つけることができれば、
それこそが
リーダーシップを発揮する力になり、武器になるのです。

 

もし、今、リーダーとしてマネジメントに悩んでいましたら、
他人と比べるのではなく、「自分らしさ」を追求してみましょう。
もし、よくわからない場合は、同僚や友人に、自分はどんな風な人柄か聞いてみてください。
きっとその言葉から「自分らしさ」をなんとなく感じることができると思います。
そして、「自分らしい組織運営」を心がけていれば、しばらくして振り返った時に、自分らしいカリスマ性が発揮できていることに気づくと思います。

 
一人ひとりの個性が異なるように、
リーダーだってみんな違ってみんないいんです。
あなたらしいカリスマをぜひ発揮していきましょう!
 
 

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株式会社SHUHARI
保育園元気キッズ 代表 中村敏也

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中村 敏也

Nakamura Toshiya
埼玉県内に、保育園、児童発達支援施設、保育所等訪問支援事業所、病児保育室、放課後児童クラブ、相談支援事業所を運営。子どもが笑顔で過ごせる保育園にするためには、職員が楽しめる職場であることが重要。職員が意見を言いやすい職場の雰囲気作りや福利厚生面など、働きやすさも重視した環境作りに力をいれている。
株式会社SHUHARI代表取締役
株式会社sopo代表取締役
新座市子ども子育て会議委員
中村敏也